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タイルのDIY初心者必見!玄関やキッチンのタイルDIYはどうすればいいの?
数年前からよく耳にするようになった「DIY」。
DIYとは英語の「Do It Yourself」の略で、直訳すると「自分自身でやる」という意味です。
プロではなく、一般の方が自分自身で家具を作ったり、壁紙や床の修繕を行ったりすることを指します。
その中でも「タイルDIY」と呼ばれるタイルを活用したDIYは、手間も費用も大きくかからず、女性でも男性でも初心者でも比較的簡単に施工することができ、なおかつ小さい空間から大きな空間までデザインすることができます。
そんな手軽さとパフォーマンスからタイルDIYは初心者から玄人まで幅広く親しまれています。
今回は、玄関やキッチンのタイルDIYについてご紹介いたします。
タイルDIYについて予備知識を把握することによって、より広がったDIYライフを送ることを目指しましょう。
■タイルDIYを始めるとき...必要な道具は??
・タイルDIYには以下の道具の準備をしましょう
タイル、接着剤、目地材、水(または混和液)・クシ目ゴテ、ゴムコテ、メジャー、タイルカッター・スポンジ、ゴムハンマー
■玄関やキッチンのタイルDIYにはどのタイルが合うのか?
タイルにはさまざまな種類があります。
特にDIY初心者の方にとっては、最初はどれを選べば良いのか分からない方が多いでしょう。
ただ、タイルにはそれぞれの種類に対して適切な場所と使い方があります。
今回は玄関やキッチンのタイルDIYに合った素材のタイルを見てみましょう。
・キッチンのタイルDIYには...「内装タイル」
内装タイルとは、建物の内部に使用されるタイルで、主にキッチン、トイレ、洗面所など水回りの壁や床に使われます。
素材は陶器質のものがほとんどですが、断熱性を重視して磁器質やせっ器質のものを使う地域もあります。
サイズは小さなものから大判なものまであるので、部屋の雰囲気やインテリアデザインなどに合わせて選ぶことができ、表面が滑らかで汚れが付きにくいため掃除が簡単です。
また、水や薬品にも強いため、衛生的に使用できます。
キッチンのタイルDIYにおいては、迷ったらこちらのタイルを選びましょう。
・玄関のタイルDIYには...「床タイル」
床タイルとは、建物の内部または外部で使用されるタイルで、人が歩いたり物を置いたりする際に発生する摩擦や衝撃に強い耐久性を持つのが特徴です。
汚れにくく、また手入れが簡単なことも重要です。
磁器質やせっ器質のものが多く使われており、床面を滑りにくくするための加工を施すこともあります。
玄関のタイルDIYにおいては、迷ったらこちらのタイルを選びましょう。
・キッチンにも玄関にもおすすめ...「モザイクタイル」
モザイクタイルとは、建物の内部または外部で使用されるタイルで、内装・外壁・床のどの部分にも使用されます。
一般的には表面積が50㎠以下の小さいものを指し、磁器質で作られています。
単色や模様入り、グラデーションなど、さまざまな色やデザインがあるため、装飾用として使われることが多いタイルです。
まずは、キッチンには内装タイル、玄関には床タイルをメインとして選び、サブとして装飾で周囲のデザインを整えるためのモザイクタイルを選ぶようにしましょう。
■タイルDIYを始めるとき...手順はどうすればいいの??
初めてのタイルDIYは、使うべき道具や選ぶべきタイルが分かっていたとしても、一般の方やDIY初心者にとってはそこからの作業が難しく感じるかと思います。
キッチンや玄関の壁や床への施工は、基本的な手順は同じです。
まずはどのような手順でDIY作業をするのかをざっくりご説明しますので、全体の流れを把握してみましょう。
①タイルを貼る予定の場所の表面を綺麗にする
タイルを貼る予定の床や壁などの表面を掃除し、汚れを取り除き乾燥させます。表面を凹凸がない平らな状態にしておきます。
②タイルを貼る予定の位置に目印を付ける
タイルを貼る前に、床や壁などに目印をつけます。
メジャーで測り正確な位置に線を引くと、予定した位置からずらさずにタイルを貼ることができます。
③接着剤を塗る
接着剤を床や壁などに塗ります。
クシ目ゴテを使用し、厚さが均一になるよう広げます。
時間がかかりすぎると接着剤が乾燥してしまうため、一度にタイルを貼れる箇所にのみ塗布します。
④タイルを貼り付ける
接着剤の上にタイルを貼ると、ゴムハンマーを使用し圧着させます。
タイルの間から接着剤がはみ出た場合はふき取ります。
タイルを1つ貼り終えると、他のタイルも同じように貼り付けます。
接着剤がついた面全てにタイルを貼った後は、他の面も同じ手順で接着剤を塗りタイルを貼り付けます。
⑤タイルをカットする
端までタイルを貼り、もし最後のタイルのサイズが合わなかった場合、タイルを適切な大きさにカットする必要があります。
カットする大きさにタイルに鉛筆で印をつけると、タイルカッターで切断します。
その際、タイルに直線の傷をつけ、裏面を金づちなどで叩くとカットすることができます。
⑥接着剤を乾燥させる
タイルを全て貼り終わったら、接着剤をしっかり乾かします。
その際、接着剤の種類によって乾燥にかかる時間の目安が異なるため注意しましょう。
⑦目地を詰める
接着剤がしっかり乾くと、最後の手順として目地を詰める作業を行います。
練った目地材を、ゴムコテを使用しタイルの隙間に刷り込むように詰めます。
その後はある程度乾燥させ、表面の目地を完全に硬化する前にを拭き取ります。
これにて全ての手順が完了します。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
本コラムでは、DIY初心者さん向けに「玄関やキッチンのタイルDIY」についてご紹介させていただきました。
お読みいただいた中で、少しでも皆様のDIYライフをより充実させるためにお役に立てれば幸いです。
また、本店ではキッチンや玄関のタイルDIYにベストマッチなタイルを販売しております。
レンガ仕立てのタイルで、DIY初心者さんでも楽に、低予算で、そして、楽で低予算とは思えない上質なオシャレの雰囲気に変えることができます。
この機会に是非ご覧いただければ幸いです。