耐火レンガ・耐火資材
耐火レンガで作る簡単ピザ窯DIY
ピザ窯の土台作り
ピザ窯を作る際の第一歩は、しっかりとした土台を作ることです。
まず、地盤を整えて平らにし、その上に重量ブロックを配置します。
この工程で重要なのは、水平器を使ってブロックが均一に設置されているか確認することです。
地面がしっかりしていれば、ピザ窯全体の安定性が向上し、安全に使用できます。
また、耐熱性や耐久性も増すため、長期にわたって利用することが可能です。
耐火レンガの積み方
ピザ窯のレンガを積む際には、1段目から3段目までは隙間なくしっかりと積み上げていきます。
耐火レンガは硬く、積む前に一度水で湿らせることで、モルタルとの密着がよくなり、全体の強度が向上します。
また、ピザ窯の形を整えるために、場合によってはレンガを半分にカットして隙間を埋めていくことも重要です。
特に、耐熱性が高いレンガを選ぶことで、ピザ窯が長く使えるようになります。
焼床の作成
ピザを焼くための焼床は、ピザ窯の最も重要な部分です。
焼床の素材が高温に耐えると同時に、耐熱性があることで、ピザが均一に焼け、美味しい仕上がりになります。
この工程では、型枠の形状や厚さに注意し、しっかりと施工することが重要です。
バーベキュー炉の作り方
耐火レンガの選び方と積み方
バーベキュー炉を作る際は耐火レンガを使うことで、高温にも耐えられる堅固な構造を実現できます。
特に、耐熱性の高い専用のレンガを選び、モルタルを使用してレンガをしっかり固定することが大切です。
耐火モルタルを使うことで、バーベキュー中の高温にも負けない炉を作ることができます。
レンガを積む際には、均一に積むことを心がけ、バランスを見ながら施工することがポイントです。
炉の設置場所
バーベキュー炉を設置する際は、火の扱いを考慮して、安全な場所を選ぶ必要があります。
特に、開けた場所で風通しが良く、周囲に燃えやすいものがないことを確認してから作業を開始することが大切です。
さらに、耐熱性が求められる場所であるため、周囲の材料にも注意を払う必要があります。
暖炉をDIYで作る方法
暖炉の設置
暖炉をDIYで作る場合、耐火レンガを使用することで、屋外での使用にも耐えうる構造を作り上げることができます。まず、設置場所の地面をしっかりと平らにし、その上に珪砂(けいしゃ)と水を混ぜて土台を固めます。この土台がしっかりしていれば、暖炉全体の安定性が増し、長期間安全に使用することが可能です。
さらに、設置するレンガのサイズや色合いを考慮することで、デザイン性を高めることができます。外観にもこだわったDIY暖炉は、アウトドア空間にアクセントを加え、機能性と美しさの両方を兼ね備えた仕上がりになります。
まとめ - 耐火レンガDIYでアウトドア空間を楽しむ
耐火レンガを使用したDIYプロジェクトは、自宅のアウトドア空間にピザ窯やバーベキュー炉、暖炉など、さまざまな設備を手軽に追加することができます。
これらの設備を作る際に、耐火レンガと耐火モルタルを正しく使用することで、熱に強く、耐熱性の高い安全な構造を確保できます。
特に高温環境下での使用が求められる設備には、耐火性の高い素材を選ぶことが重要です。
例えば、ピザ窯の焼床を耐火コンクリートで作ることで、ピザを均一に焼き上げることができ、バーベキュー炉では高温に耐えるレンガを使って丈夫な炉を作り上げます。
また、暖炉を設置すれば、家族や友人と暖かい火を囲むリラックスした時間を過ごすことができます。
最後に、耐火レンガを選ぶ際には、品質の高いものを選ぶことが重要です。
DIYに適した耐火レンガとして、当店の商品は多くのユーザーから信頼性について高い評価をいただいていますので、是非合わせてご覧ください。
耐火度について
耐火レンガには耐火物としてどの程度の温度まで耐えられるか規格があります。
耐火度は「SK○○」という規格番号で呼ばれ、それぞれに何度まで耐えられるかが設定されております。
「SK」とは
耐火物の規格に使われている「SK」は、「ゼーゲルコーン」のドイツ語表記「Segerkegel」からきています。
「ゼーゲルコーン」とは、耐火測定をする際に使われている三角錐の名前です。
ドイツの科学者、ヘルマン・ゼーゲルによって考案された測定法に使用されるため、「ゼーゲルコーン」という名前になったそうです。
「SK」と耐火度
耐火度を表す「SK」は番号ごとに対応する耐火温度が決められています。
温度は以下の通りです。
SK番号 | 耐火温度 | SK番号 | 耐火温度 |
---|---|---|---|
SK1a | 1100 | SK26 | 1580 |
SK2a | 1120 | SK27 | 1610 |
SK3a | 1140 | SK28 | 1630 |
SK4a | 1160 | SK29 | 1650 |
SK5a | 1180 | SK30 | 1670 |
SK6a | 1200 | SK31 | 1690 |
SK7 | 1230 | SK32 | 1710 |
SK8 | 1250 | SK33 | 1730 |
SK9 | 1280 | SK34 | 1750 |
SK10 | 1300 | SK35 | 1770 |
SK11 | 1320 | SK36 | 1790 |
SK12 | 1350 | SK37 | 1825 |
SK13 | 1380 | SK38 | 1850 |
SK14 | 1410 | SK39 | 1880 |
SK15 | 1435 | SK40 | 1920 |
SK16 | 1460 | SK41 | 1960 |
SK17 | 1480 | SK42 | 2000 |
SK18 | 1500 | ||
SK19 | 1520 | ||
SK20 | 1530 |
「SK」表記のない商品
タイルショップたまがわで取り扱っているレンガには、SK表記のあるものとないものがあります。
表記のない商品には耐火度試験を行ったもの、行ったものと同じ素材で作られたもの、行っていないが○○度まで耐えられるもの、など様々な商品がありますので、
「この商品の耐火度が気になる!」というお客様は是非一度当店にお問合せ下さい。