【ブリックタイル】外壁をレンガ調にする方法とは？費用相場も解説！

レンガ外観の家をつくる方法

レンガ調タイル（ブリックタイル）

レンガ調タイルとは、家の外壁をレンガのように見せるための方法の1つです。薄くて軽量なタイル状の素材「ブリックタイル」を壁に貼り付けることで、レンガづくりの外観を再現します。ブリックタイルは、質感もレンガに近く、種類も豊富です。自分の好みに合わせて色やデザインを選択することが可能です。また、耐久性にも優れているため、リフォームや新築時の外壁材として人気があります。

レンガ調サイディング

レンガ風のデザインが施されたサイディングボードで、住宅の外壁によく使用されます。手軽にレンガづくりの外観を再現できるうえ、工期が短く費用も抑えられるのが特徴です。

積みレンガ

積みレンガとは、本物のレンガを1つずつ積み上げて外壁をつくる方法です。この方法は、レンガの質感や美しさを最大限に活かせるうえ、耐久性も高いというメリットがあります。断熱性・蓄熱性も高く、冬場には断熱効果が期待できます。

スライスレンガ

スライスレンガとは、本物のレンガを薄くスライスして壁面に貼り付ける方法です。見た目は本物のレンガとほぼ変わらず、レンガ特有の風合いを楽しめます。この施工方法のメリットとして、軽量化による構造への負荷軽減や工期の短縮などが挙げられます。また、スライスされたレンガは比較的均一な厚みであるため、施工後の仕上がりも美しいです。

外壁をレンガ調にリフォームする際の費用相場

レンガ調タイルの費用相場について

レンガ調タイル貼りの費用相場は、タイルの種類やデザインによって変動します。一般的には1平方メートルあたり4,000円～8,000円程度の材料費がかかり、施工費や足場代も別途加算されます。施工費は業者や施工方法によって異なるため、複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです。

レンガ調サイディングの費用相場について

レンガ調サイディングの費用相場は、種類や施工範囲、施工業者によって異なりますが、一般的には1平方メートルあたり3,000円～7,000円程度です。施工費は別途3,000円程度かかります。建物の大きさや施工内容によって実際の費用は変動するため、最終的な見積もりは施工業者に依頼するのがおすすめです。

積みレンガの費用相場について

積みレンガは本物のレンガを手作業で1つずつ積み上げるため、費用は高額になりやすいです。具体的な相場は、材料費が1平方メートルあたり4,000円～15,000円程度、施工費が12,000円～15,000円程度かかります。さらに基礎工事費や足場代も別途必要です。

スライスレンガの費用相場について

スライスレンガの費用相場は、選ぶレンガの種類やサイズ、施工面積によって異なります。一般的には1平方メートルあたり4,500円～15,000円程度の材料費がかかります。施工費は業者や地域によって異なり、1平方メートルあたり12,000円～15,000円程度かかります。

外壁・玄関をブリックタイルにするメリット

質感と耐久性が高い

ブリックタイルは、その質感と耐久性が大きな魅力です。ブリックタイルを外壁に使用することで、本物のレンガに近い質感・見た目に仕上がります。また、ブリックタイルは耐久性にも優れているため、長年にわたってその美しさを保つことが可能です。

工期とコストを軽減できる

ブリックタイルを外壁に使用するメリットとして、工期の短縮とコストダウンが挙げられます。本物のレンガを一つずつ積み上げる手法は工期が長く、それに伴い費用も高くなります。一方、ブリックタイルを使用すれば、あらかじめつくられた製品を外壁に貼るだけなので、工事期間を大幅に短縮することが可能です。また、材料コストも本物のレンガより抑えられるため、予算面でもメリットとなります。

サイズや色のバラつきが少ない

ブリックタイルはサイズや色のバラつきが少ない点が特徴です。これにより、建物の外観が均一で美しい仕上がりとなります。

建物全体の重量を軽くできる

ブリックタイルを使用すれば、建物全体の重量を削減し、構造的な負荷を軽減できます。レンガ調の外壁は見た目の美しさだけでなく、機能性も重要です。ブリックタイルはその両方を満たす素晴らしい選択肢といえます。

ブリックタイルを外壁・玄関に貼る前に確認すること

壁面の状態

ブリックタイルを外壁に貼る際に重要なのが「壁面の状態」です。壁面が平滑であることが必要であり、凹凸があるとタイルが密着せず剥がれる可能性があります。施工前に壁面をしっかりと清掃しておくことで、ブリックタイルが長持ちします。

周囲の養生

賃貸の場合は原状回復義務があります。接着剤によって元々の床材などが剥がれた場合は修繕費用を支払うことになるでしょう。ブリックタイルを貼る際には接着剤が周囲に付着しないように、しっかりと養生することが大切です。